このＤＵＣＡＴＩカウルはある有名なジャガービルダーがアルミ板からたたきだして製作した世界に一つだけの花じゃなくて作品です。乗っても単気筒の軽い走りと取り回し、止まってみても味のあるフォルムが印象的な１台でした。修理内容はキャブレター交換とポイント調整でした。

旧車についているスミスのクロノメタリックメーターは時計の針のようにカチカチと動きます。スピードを上げるとカチカチというような動きで１０マイル２０マイルと上がっていきます。スピードを下げるとまたカチカチといって下がっていきます・・当たり前ですが、それをみていると愛着がわきます・・変態ですかね

古い英国車はウィットワースのボルト、ナットで今のインチサイズでもミリサイズでもなく、ウィットワース専用のレンチ、スパナではないとフィットしません。日本でいえば寸とか尺という日本独特の基準です。とはいえレンチ、スパナがなければボルトもナットも緩まなければ修理ができません。ＷＡＲＷＩＣＫではよく使うサイズの６種スパナセット、レンチセットを販売しています。ボルト、ナットの頭が舐めないうちに修理のお供にお揃えください。

トライアンフＴＲ－６の電装の強化とオイルラインの強化をしました。遠乗りをして心配なのが、電装関係とオイル関係です。エンジンは調子がよくても止まってしまうのが、電装トラブルとくに６ボルトでマグネット点火の車は１２ボルトダイナモとポイントレスのマグネットで安心な旧車ライフを送ってください。

ＢＳＡ　１９６９年Ｂ４４１のビクターがキックが不良で修理に入ってきました。排気量４４０の単気筒で圧縮比も高く、キックバックのケッチンもよく食らいます。デコンプで圧縮を抜きながら上死点に合わせキックする英国車のセロリー通りのキックが大切なんです・・・１回壊してしまうと部品が来るのに１ヶ月くらい乗れなくなってしまいます。ただ、この辺の部品は英国にはあり修理は可能です。